なんとAHSがSynthVの新規サードパーティーとして参入しました!(なんとなくそんな気はしてた)
(※各種画像はAHSの公式サイトより引用)
まじかーー!!!
SynthVがどういうソフトなのかはこちらから↓
新規歌声合成ソフト「Synthesizer V」の個人的に良いところ11つ! - アマノケイのまったり技術解説
SynthV Proのスペック
現状のSynthVはこの表におけるBasicと大体同じスペックです(2コアレンダリングであの速度なのが異常ですが……)
コアが無制限になったことで「爆速」になることは目に見えています。
機能
基本的な機能はR1と同じと仮定して、
①自動調整
これは恐らくピッチベントを自動的に描画してくれるものだと思われます。
開発者さんは機械学習に長けているので、AIチックな自動調整機能を適応している可能性もあります。
②代替発音
発音が気に入らなかった場合の代替音素を検索してくれる機能だと思われます
(ボカロやその他音声合成であった「音素ガチャ」を効率化?する機能)
③ブレス成分の出力
確か「機械学習ベースの息成分演算」についてweb SynthVで言及されていたので、それを別トラックとして出力できるようにしたものだと思われます。
これはVOCALOID3~4時代の「Job Plugin」を自作できるものかと思われます。
⑤おそらくR1にあったような手動ピッチのみならず、UTAUのようなピッチを点で制御出来る機能もあるようです
ちなみにエディターで全部調声してます。ピッチの編集はフリーハンドではなくクリックのみで作れました。その点はめっちゃ使いやすいです。
— azuma (@bk_azuma) 2020年6月26日
もちろんフリーハンドもありますのでお好みで。
— azuma (@bk_azuma) 2020年6月26日
SynthV Proの新音源
Saki
恐らくWebSynthVで先行リリースされていた女声音源の拡張版だと思われます
機能比較表を見るに、こちらに関しては「完全商業利用可能なプロ、アマチュア問わずに利用できるノーキャラ音源」として扱う模様です。
琴葉 茜・葵
こちらはボイスロイドでお馴染みの琴葉姉妹の音源です(こっちが先にSynthV化するとは正直思わんかった……)
たかぴぃさんによるデモですが、こちらベタ打ちの状態らしいです。
調声こだわる方なのもあってこれ以上いい感じになる可能性もある感じを踏まえると楽しみです!
琴葉姉妹の面影も普通にあります。
SynthVの価格・発売日
7月30日に発売するようです。
エディタはパッケージで1万3000円、DLで1万
音源も1万程度なので大体V4と同じレベルですね。
価格も良心的なので安心で……
はい?初回限定版?
いやマジですかAHSさん
恐らくVOCALOIDユーザーをSynthVに誘導するためにAHSさんがめっちゃ頑張ったみたいです……いやマジで凄いですわ。
もしかして前にやってたコロナで各種AHS製品をたたき売りしてたたのも、この先行販売が適応される人をなるべく増やすためだったのかもしれません。
いや、ほんとすごいの一言しか出てきませんわ。流石AHS.
しかも小春六花さんもSynthV化するようです
これから新しい歌声データベースも増えていきます。TOKYO6 ENTERTAINMENTさんの小春六花さんもSynthesizer Vの歌声データベースを制作させてもらいたいと思っております。
— tomo(AHS) (@tomo_ahs) 2020年6月26日
結論
9000円の初回限定版、めっちゃお得ですよ!!!!!
あと、今回のSynthVは実質V3〜V4の復興であるような気がします。