アマノケイのまったり技術解説

合成音声系の技術的なことを中心に解説記事を書いていきます。

Oliverやヨヒオを制作したボカロプロジェクト「VocaTone」が復活!?

VotaToneとは?

2011年からPowerFxと協力してVOCALOIDのOliver, ヨヒオロイドを制作していたグループ。

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2016年に「Ausgris(オーグリー)」という男声音源を発表して以来消息不明


本題

そのVocatoneが2020年12月12日にFaceBookにとある投稿をしました

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https://www.facebook.com/VocaTone/posts/2157370527739917

 

どうやら復活する上、何かしらのビッグニュースがあるようです。

ずっと沈黙していたのに再び活性化するということは、恐らくですが歌声合成関連の発表をする可能性が高いと思われます。

(Vocatoneがキャラクタービジネスをやってきた気配はあまりないので、そういった発表である可能性は今のところ低め)

 Twitterによると、2020年の終わりには発表するとのことです。

個人的な音源予想(妄想)

①Ausgrisの復活

Vocatone公式TwitterアカウントがAusgirsの絵に反応しているので可能性は高いです。

 (Oliverの公式アカウントに掲載されたAusgrisのイラスト)

②その他の音源プロジェクトの開始

Ausgrisの収録から4年も経っているので、収録者と連絡が取れないなどの人的な要因で違う音源制作をしている可能性も考えられます。

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https://www.facebook.com/VocaTone/posts/924005961076386

 

個人的なエンジン予想(妄想)

①VocatoneがSynthVに参戦

エレノアフォルテからずっと英語音源が増えなかったので、可能性としては十分ありえます。英語圏ではエレノアとSynthVの操作性と音質が好評なので、バランスは十分良いと思います。

もし、SynthV音源を制作したとしてSynthV AIも制作するかは微妙なところですが。

(個人的にそろそろ英語SynthV音源が欲しいというただの願望も入っています)

②VocatoneがCeVIO AIに参戦

時期的にCeVIO AIの音源参入ラッシュを踏まえて便乗したという可能性があります。

7月のIA, ONE, Flower, ゆかりの参戦ニュースを聞いて交渉開始&契約(制作まで行ったかは不明)まで6ヶ月はあるので、時期的な矛盾もそこまでないと思われます。

③VocatoneがVOCALOIDにて復活

可能性としてはありえますが、ただでさえ海外のコミュニティで「VOCALOIDが死んだ」みたいなことが言われてるので可能性は低いと思います。

 

あとがき

何はともあれ、男声音源が増えてくれるのは嬉しい限りですね。